塩分吸着剤を配合したセメント系補修材による塩害補修工法です(鉄道総合技術研究所、旧日本道路公団試験研究所との共同開発)。
SSI構造模式図塩分吸着剤は正(+)に帯電させた層状構造を持ち、塩化物イオン(Cl-)を吸着し、あらかじめ保持させた亜硝酸イオン (NO2-)を放出します。
SSI工法材料は、コンクリート躯体と同質のポリマーセメント系で構成し、部位や環境を考慮した材料選択により高耐久性を実現します。
この工法は、塩分吸着剤の作用により鉄筋及びその周辺の塩分を低減し、鉄筋の腐食を長期的に抑止する点で従来の工法と決定的に異なります。
http://www.jrseg.co.jp/